「悩みを言葉にする」ってとてつもなくヒーロー
ここ最近、悩みを素直に言ってみるコミュニティを試作で動かしている。
そこで、いろんな人の悩みに触れることが多くなった。いろんな人の思いを知れることで自分の新しい考えも出てきたり、とても学びになる。
特に気づいたことがある。
「悩みを言葉にする」てとてつもなく勇敢な行動じゃないか!!
私は悩みをあまり相談しないタイプで、相談することは弱いことだと思っていた。自分で強く生きるには頼ってはいけないと。でもそれは、自分が悩んでいることや悩んでいる状態って認めたくない気持ちから来ていた。
自分は大体何が起きても大丈夫な人間だって思いたい。平気なふりをしていたい。そうすれば「今の状態は少ししんどいが自分は大丈夫だから現状変えなくてもいいさ」と思えるから。何も変えなくていいと正当化できる。
強がることで自分の感情に嘘をついているのにも気づかなかった。
でも、悩みのコミュニティを作り、自分自身も発信してみる中で気づいたことがある。
それは「悩みを言葉にする」のは以下のステップを踏まなければいけないということ。
①自分には悩みが存在し、自分が悩んでいる状態だと認める。
②その悩みを、避けることなくまず見ようとしている。
このステップがこれまでの私はずっと踏めなかった。
認めてしまったら、受け入れたくない自分を見つめてしまう。
受け入れたくない自分を見てしまったら、自分の気持ちに正直になってしまう。
自分の気持ちに正直になったら、自分の意思で人生を選ぶと言う責任を持ってしまう。
こんなに厳しいステップが待ち構えているのかと。
自分は弱いから「だれか助けて〜」と他者に全てを期待しているのではなかった。
自分自身でその状態を認めるという強さが存在する。
つ、つよい.....
そのコミュニティで行動を取れる人、どこかで悩みを言葉にする人は確実に自分を変える力を持っている。自分にとってのヒーローでもあり、社会にとってもヒーローなのだ。
私はその行動をやっと今、尊敬することができている。
私も自分自身の弱さを認められるヒーローになりたいな。